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【平成18年度産業情報化リーダー育成研修#8】

ソフトウェア開発の品質管理
〜 ITスキル標準と成熟度指標 CMMI への取り組み 〜

主 催
山 形 県

社団法人山形県情報産業協会


  『受講のおすすめ』


〜 ITSS , CMM / CMMI 導入のまえに 〜

 デジタル家電や携帯電話に代表されるように、ソフトウェアには高いレベルのQCD(品質・コスト・納期)が求められており、開発プロセスを評価・改善する手法として「CMM/CMMI(capability maturity model/capability maturity model Integrated)」が注目されています。
 経済産業省がまとめた「2005年版組込みソフトウェア産業実態調査報告書」によれば、「品質管理として採用している方法」に対し、約3割の企業が「CMMに準拠した標準的な管理プロセス」と答えています。これまでエンタープライズ系システム開発企業が中心となり、海外オフショアでの外注管理手法として世界標準のCMM/CMMIが普及してきましたが、近年は人材不足が深刻な組込み系システム開発においても検討されるようになり、反動として「CMM/CMMIは組込みに合わない」という批判も聞かれるようになりました。
 実態はどうなのでしょう? 本講演ではITスキル標準活用やプロジェクトマネジャー育成の事例と、ソフトウェアの品質を高める手段であるCMM/CMMIの取り組み方法についてご紹介します。IT業界において、人材不足に悩んでいる多くの方に参加をおすすめします。

1 日  時

平成19年1月26日(金) 15:00〜16:30 (1.5時間)

 

2 場  所

山形県産業創造支援センター 多目的ホール
 山形市松栄1丁目3番8号 TEL:023-647-8111
 

3 講  師

NECソフト株式会社
ITトレーニングセンター
センター長 福 嶋 義 弘 (FUKUSHIMA, Yoshihiro)氏

    【経歴】
    昭和53年 日本電気ソフトウェア株式会社(現 NECソフト株式会社)入社。
      基本ソフト(コンパイラ)開発を担当。
    昭和61年 教育部門へ異動、それ以降教育、人材育成業務を担当。
      現在はITトレーニングセンター センター長。

      ITSS(経済産業省 ITスキル標準)を社内の人事制度、人材育成制度に導入し、業界では先進事例として注目されている。その中心メンバーとして評価され、現在では経産省各種委員会、ITSSユーザー協会での推進活動を行っている。
     ・2005年度 ITSS評価ガイド委員会委員
     ・2005年度 ITSS研修ガイドライン策定委員会委員

    その他活動
     ・2006年4月 静岡大学情報学部客員教授委嘱
     ・2006年4月 産業大学院大学教育諮問委員&客員教授委嘱
     ・ITSSユーザー協会理事、教育研修WG/人材マネージメント交流会主査

4 受 講 料

無 料

5 定  員

40名

6 対 象 者

一 般 (どなたでもご参加いただけます)

7 申し込み

次のいずれかでお申し込みください。 申込期限 平成18年1月24日(水)

フォーム入力
以下から申込みできます。
 申込みページ
ファックス

申込書をダウンロードし、ご記入の上FAXください。
 研修案内・申込書 (PDF177 KB)
  FAX 023-647-8118

 

8 プログラム
時 刻
内  容

14:30

受 付

15:00

■講演■

  ソフトウェア開発の品質管理
  〜 ITスキル標準と成熟度指標 CMMI への取り組み 〜

  • NECソフトにおける、ITSSに基づく人材育成と人事制度への適用
  • プロジェクトマネジャー (PM) 育成の方策
  • 成熟度指標CMM/CMMIの解説と、取り組み方法について
  • 導入に当たってのポイント

1630

終 了

 

※ 用語解説

ITSS : Skill Standards for IT Professionals の略

IT関連サービス分野(IT業界、および一般企業や行政、教育・研究機関などの情報システム部門を含む)における職種と、必要とされる技能(スキル)を明確にするために、経済産業省が策定したスキル体系。ITサービスのプロフェッショナルを教育・訓練する際に有用な"ものさし"を提供することを目的に2002年に策定された。日本初の職業別スキル・スタンダードで、いわゆる「資格」とは異なる。

CMM : Capability Maturity Modelの略

米国カーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所(CMU/SEI)によって開発された、ソフトウェアプロセスの開発を中心とした諸活動の成熟度を評価するためのモデル。組織の能力についてレベル1〜5に分け、各レベルで持つべきプロセスを規定している(レベル1「初期」 ⇒ レベル2「反復できる」 ⇒ レベル3「定義された」 ⇒ レベル4「管理された」 ⇒ レベル5「最適化する」)。

CMMI : Capability Maturity Model integrationの略

ソフトウェアプロセスを含め、システムエンジニアリング、統合プロダクト、調達に関しても成熟度を評価できるようにしたモデル。CMMと同様の段階モデルに加え、連続モデルがある。(CMU/SEIが開発)

【補足】

 この講演は、山形県と社団法人山形県情報産業協会が主催するものです。

【問合せ先 】

  山形県産業創造支援センター デザイン・情報課 TEL 023-647-8111
     開発研究専門員 金内 秀志 (KANAUCHI, Shushi)


(このページのお問い合わせ先)

山形県産業創造支援センター デザイン・情報課
〒990-2473 山形県山形市松栄1-3-8
電話 023-647-8113
mailto:seminar@aic.pref.yamagata.jp

 
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