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ユニバーサルデザインエクセレントデザイン賞ユニバーサル灯油ポリタンク
斎藤大介(東北芸術工科大学 3年)/〒990-9530 山形市上桜田200
■デザインの意図
1.機能的なポイント

(1)タイヤを直接本体に付けたことで室内の移動はもちろん、外でも楽に移動できる。
(2)移動する時、運びやすいようにするには長い取っ手が必要となるが、収納ができないと邪魔になる。そのため、本体に埋まるような形で、出っ張りを無くした。
(3)従来のポリタンクは、残量が少なくなると傾けた状態で内容物を吸い上げていたが、底を斜めにすることで、この煩わしさを解消した。
(4)寒い場所でタンクのキャップを開け閉めすることが多く、手が動かしにくい。高齢者を含めた力の弱い人でも開けやすいように、大きなつまみを付けた。
2.造形
 どうせだったら、黄色やオレンジ、きみどりなどのビビットなカラーで、生活を明るく楽しくするようなポリタンクがあっても良いではないかと思い、このタンクをデザインしました。室内で動かしながら、タンクと共に楽しく過ごしてみてはどうでしょうか?灯油を買うのって結構地味なんですよね。ペット代わりに、可愛いタンクと一緒に散歩をするような気分で灯油を買うのも良いのではないでしょうか。
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