■ 審査委員長      ■審査委員

會田 雄亮
東北芸術工科大学
学長
【陶芸家】
  五十嵐 治也
筑波大学・東北芸術工科大学
名誉教授
山田 節子
株式会社 TWIN(トゥイン)
代表取締役
【ライフスタイル
      コーディネーター】
 
    横川 昇二
株式会社 横川環境デザイン
事務所
代表取締役
【環境デザイナー】
内田 みえ
インテリア・マガジン
『コンフォルト』
編集長
【ジャーナリスト】
   

■ 審査講評

    審査に当たっての第一印象では、応募作品が多岐に渡り、また質的格差も大きそう
   で多少の戸惑いもあったが最終的な選考結果から見れば、新しいアイディアに裏付け
   された「ロックミシン」や、若者ならではのデザインである「ヘッドプロテクター」、また「
   桐材を使ったスツール」等、山形発デザインにふさわしい作品が注目を集めたのは心
   強い事であった。
    山形にとって大切な事は、山形発の優れたデザインが無ければ、山形の産業は生き
   れないと自覚する事だろう。募集に際しては工業製品から工芸作品まで、巾広い分野
   応募がある様にひと工夫が必要であろう。
    同時に、優れた地場のデザインやアートワークを常に市民や観光客を含めた他県の
   人々にも広く見て頂ける様な常設展示の場が必要です。自分達の暮らす地域社会で
   生まれる優れた作品を顕彰し、もっともっと県民がそれを自慢する様になりたいもので
   す。
                                     審査委員長  會田雄亮